英単語アプリは、役に立つ?
使う目的によるよね!
スマホ、タブレットの普及
現在の小学生は、ゲームやYou tubeの視聴をするために、スマホ、タブレットを自由に扱えます。
我が家は、長男も現代っ子なので、タブレットをいつも使用しています。
タブレットを1日に何時間も使っているので、英単語アプリをダウンロードしていると、その合間にアプリを使用して、英単語を覚えてくれるのではないか?
さらに英単語アプリなら、ゲーム感覚で行えるので、英単語を楽しく覚えてくれるのではないか?
そう思って、英語のアプリをダウンロードして、勉強することになりました。
使用した英単語アプリはiPhoneやiPadで使用できる「中学生の英単語2000」というアプリです。
英単語アプリの効果
実際の効果ですが…….
あまり役には立ちませんでした。
勘違いしないでほしいのは、アプリ自体が役に立たないということではありません。
長男は、1日にタブレットを何時間も使用してます。
だから、ゲームやYou tube視聴に飽きてきたら、そのすき間の時間に、英単語アプリを使って、英単語を覚えてくれると期待していました。
しかし、そんな淡い夢物語のようなことは、起きませんでした。
なぜか?
子供が、ゲームやYou tubeの視聴をしているときに、わざわざやめて、英単語の勉強なんかしないからです。
これが、現実でした。
そのため、英単語アプリを使用するときには、きちんと机に向かって英語の勉強時間を使って、英単語アプリで勉強しないといけません。
でも、考えてみてください。
きちんと机に向かっているなら、英単語アプリを使用せずに、通常の英語の勉強をしたほうが効率があがりますよね。
英単語アプリは4択の選択問題
続いて、英単語アプリ自体の問題を説明しますね。
英単語アプリの問題では、4択の選択問題で、正解を選ぶようになります。
例えば次のように問題が出題され、4つの答えより選びます。
問題1「study」
- [解答]
(1)運動する (2) 勉強する (3)食べる (4)寝る
この答えは、もちろん「(2)勉強する」ですね。
長男も答えを選ぶことができました。
そこで、逆に長男に、「『勉強する』って英語でなんて言うの?」と尋ねました。
しかし、「study」とは答えられませんでした。
記号として認識している
なぜ、答えられないのだろう?
私なりにこの原因を分析しました。
おそらくですが、「study」と5文字で並んでいる単語が、「勉強する」と認識しているようです。
つまり、あくまで「study」ではなくて、「s」「t」「u」「d」「y」と目に入っており、おそらく単語としてではなく、5文字のアルファベットが並んでいると認識しているようです。
そのため、「勉強する」を「study」に英訳することができません。
さらに、「study」というスペルをきちんと書くことは、もちろんできません。
つまり、「読む能力(reading)」「書く能力(writing)」の、いずれの能力も身についていないのです。
どのように英単語アプリを利用するか?
それでは、どのように英単語アプリを利用していくのでしょうか?
次の2つの結論にいたりました。
- (1)英語勉強を開始した初期
- (2)英単語を一度きちんと覚えた後
まず、「(1)英語勉強を開始した初期」に、英語を慣れ親しむという目的で、英単語アプリを使用するのは、良いと思います。
英単語アプリを使用して、ゲーム感覚で、英語を楽しいと思ってもらうことが目的です。
ただし、あくまでも、慣れ親しむことが目的であるため、英単語アプリにて英単語を覚えることに期待しないほうが良いです。
次に、「(2)英単語を一度きちんと覚えた後」に関してですが、覚えた英単語を復習目的にてアプリを使用するということです。
一度きちんと覚えた単語を、机に向かって反復練習として、勉強するのって、大人でもつらいですよね?
だから、それをゲーム感覚で英単語アプリを使えば、気分転換になります。
それでは、最初に英単語を覚えるにはどうしたらよいのでしょうか?
これを、一番皆さんは知りたいですよね?
この点について、次回以降の記事で述べますね。
次回の記事は「英単語の覚え方~英単語帳のアプリ その1」です。
英単語アプリの使用目的
- (1)英語勉強を開始した初期に、英語に慣れ親しむ時
- (2)英単語を一度きちんと覚えた後に復習する時