長男の勉強経過(中学生編)

中学英語が大変~覚える英単語が増えた!

中学生のお子さんがいる保護者で、次のような悩みはないでしょうか?

中学3年間で覚える、英単語の量は、どれくらい?

以前に比べて、増えていない?

このブログでは、長男・次男の経験談より、この質問にお答えします。

本記事を書いた人

医師、英検準1級。国際学会にて、英語で討論する機会あり。

小学生の英語勉強法を研究

長男が小学5年生のときに、中学英語の先取り学習を始める

長男は、現在中学2年生になり、中学3年生までの英語(つまり高校受験英語)まで終了している。

長男は、定期テスト、模試を、試験勉強を全くしないで、90-95点をキープしている。

覚える英単語が増えている

中学3年間で覚える英単語の量は?

以前の倍の、2400語だよ。

2020年度までの学習指導要領では、中学3年間で覚える英単語は1200語でした。

「1200語から2400語になり、いきなり2倍になったの?」と思われるかもしれませんが、実は、中学3年間で覚える単語は、1200語から1800語と、1.5倍に増えただけです

実は、2021年度の学習指導要領の改訂により、小学生で覚えないといけない英単語が、600語に設定されました。

そのため、中学3年間で覚えないといけない英単語は、「小学生の600語」と「中学校の1800語」を合わせて、合計2400語となるわけです。

2021年度に新小学5年生になる子は、今からコツコツと小学生時代に600語覚えれば、中学3年間で覚えないといけない英単語は1800語です。

一方、2021年度に新中学1年生になる子たちは、違います。

長男が小学生のときにも、英語の授業で、英単語のテストを行われていましたが、選択問題でしたので、スペルを覚える必要がありませんでした。

中学生になったら、本格的に英単語のスペルを覚えてもらうから、小学生の間は、選択問題で、何となく英単語の意味を理解してもらおう

おそらく、このような方針であったと思われます。

でも、選択問題で英単語のスペルをきちんと覚えられるわけが、ないですよね。

それにもかかわらず、2021年度に新中学1年生となった子は、すでに600語の英単語をきちんと覚えていると前提でスタートしております。

その結果、中学の3年間で、2400語も覚えないといけなくなったのです。

本当に、2021年度以降の中学1年生は、大変だと思います。

英単語の重要性

以前の記事「「be動詞」ぐらいは簡単?」にて、英単語を覚えることの重要性を述べました。

基本的な英単語を覚えておかないと、その単語を書くことに必死になり、英文法の説明まで頭に入ってきません。

長男も基本的な英単語100語を覚えてから、英文法を理解するスピードが早くなりました。

新中学1年生は、基本的な英単語を100語覚えていないと、最初のスタート地点から英語についていけなくなる危険性があります。

英語は最初の時点で、理解できていないと、それ以降が理解できることは、絶対にありません。

つまり、2021年度以降の中学1年生は、『まず基本的な英単語を100語を完璧に覚えること』が、中学での英語の成績のすべてを握っていると言っても、過言ではないということです。

中学校・塾での方針

長男は学区内の公立中学に通っています。

最近、中学の英語の先生が、基本的な英単語100語を記載したプリントを生徒に配って、次のように言われたそうです。

「これからは、この基本的な100語の英単語を覚えている前提で、授業を進めます。そのため、自分できちんと覚えるように!」

そして、長男の通っている塾では、頻回に英単語のテストが行われています。

以前の記事の「中学英語が大変なことになっている。」で、2021年度から英語の難易度が上がったことを、記載しました。

2021年度から、中学1年生で習得する英文法のレベルが格段に難しくなっており、授業で説明する内容が多くなっております。

そのため、今までのように、授業でゆっくり基本的な英単語を覚えながら、英文法を習得していく時間がなくなっています。

このことから、中学の先生、塾の先生は以下のように、言われています。

「新しい指導要領に沿って、英文法の説明を終わらせるためには、基本英単語を覚えておかないと、間に合わない」

●「しかし、授業で英単語を覚える時間がないから、英単語は自宅でにて自分でやってもらおう」

でも、やみくもに英単語を覚えても、英単語はなかなか覚えることができません。

このブログでは、長男がどのように英単語を覚えていったかを、お伝えしていきますね。

次の記事は、「英単語の法則」です。

① 中学3年間に覚える英単語は2400語であり、以前の2倍となった。
② 英単語は、自宅にて自分で覚える必要がある。

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