英検のリスニング問題って、どんな感じ?
これを、きちんと聴きとれると、かなり実力があるんだけど…
英検のリスニング問題
英検って、リーディング問題より、リスニング問題の点数の方が良い傾向にあります。
「日本の英語教育は、英文法が主体で、英会話が苦手だから、いいことじゃないの?」
そう思われるかもしれません。
確かに、リスニング問題をきちんと理解して、正解すれば、かなり実力があると言えます。
でも実際はそうでもないんですよ。
リスニング問題って、90%聴きとれなくても、残りの10%聴きとりができれば、正解することも可能なんです。
どういうことでしょう?
そのからくりを説明しますね。
リスニング問題は、会話文をすべて理解しなくても正解する。
リスニング問題の一つに、絵を見て、その内容を答える問題があります。
例えば、バス停に人が立っている絵があったとします。
そして、ほとんど聴きとりができないけれども、「bus」という単語だけ、聴きとれました。
その選択肢を解答に選ぶと、なんと正解になってしまいました。
また、図書館にいる絵があったとします。
そして、ほとんど聴きとりができないけれども、「study」という単語だけ、聴きとれました。
なんと、これも正解してしまいました。
英検では、こんな感じでリスニング問題を解答することができるのです。
もちろん、これで正解しても、英会話には全く役に立たないですよね。
そのため、リスニング問題は、内容のどれぐらいを理解しているかが、非常に重要になります。