英語の一般的な勉強方法

英検合格だけでは、英会話がうまくなれない理由~その3

英検のリスニング問題って、どんな感じ?

これを、きちんと聴きとれると、かなり実力があるんだけど…

 

英検のリスニング問題

英検って、リーディング問題より、リスニング問題の点数の方が良い傾向にあります。

 

「日本の英語教育は、英文法が主体で、英会話が苦手だから、いいことじゃないの?」

そう思われるかもしれません。

 

確かに、リスニング問題をきちんと理解して、正解すれば、かなり実力があると言えます。

でも実際はそうでもないんですよ。

 

リスニング問題って、90%聴きとれなくても、残りの10%聴きとりができれば、正解することも可能なんです。

 

どういうことでしょう?

そのからくりを説明しますね。

 

リスニング問題は、会話文をすべて理解しなくても正解する。

リスニング問題の一つに、絵を見て、その内容を答える問題があります。

 

例えば、バス停に人が立っている絵があったとします。

そして、ほとんど聴きとりができないけれども、「bus」という単語だけ、聴きとれました。

その選択肢を解答に選ぶと、なんと正解になってしまいました。

 

また、図書館にいる絵があったとします。

そして、ほとんど聴きとりができないけれども、「study」という単語だけ、聴きとれました。

なんと、これも正解してしまいました。

 

英検では、こんな感じでリスニング問題を解答することができるのです。

もちろん、これで正解しても、英会話には全く役に立たないですよね。

 

そのため、リスニング問題は、内容のどれぐらいを理解しているかが、非常に重要になります。

 

英検のリスニング問題は、キーワードの単語だけ聴きとりで、正解することがある。

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