日本人は、なぜ英会話が苦手なの?
日常で英語を話す必要がないのが一番の理由だね。
いつ英語を使うの?
私は仕事で、韓国に2年間留学していました。
その時に、中国人、マレーシア人、インドネシア人、インド人、モンゴル人など、色々な国の人が働いていました。
当然、英語でコミュニケーションをとりますが、一番英語が上手なのが、インド人でした。
インドでは、英語が公用語となっておりますから、当然です。
でも、インド人は英語が母国語ではありません。
インド人に「インド人は、英語が母国語じゃないだろ。それなのに、公用語として、なぜそんなに英語を上手に話すの?」と聞きました。
そうしたところ、「だって俺たち、小学校から英語で授業があって、友達とも英語で話しているからね」と答えてくれました。
「小学校から授業も、友達と話すときも全部英語?なんで?」
「だって、地域により言葉がたくさんあるから、英語だけが共通言語なんだよね。」
つまり、色々な民族が各々の言葉を使っているので、英語を話せないと他の民族とコミュニケーションがとれないのです。
しかも、そんな状況が小学生から起こっている。
「そりゃ、英語が上手になるだろ!」と思いました。
日本では英語しか使えなない状況なんて無い!
一方、日本ではどうでしょう?
日本で中学校の授業で、『今日の英語の授業は、英語のみで会話をしてもらいます。』と先生が説明しても、果たして成立するでしょうか?
なかなか、難しいですよね。
だって、上手に英語で話せなくても、最後には日本語で話せばいいわけですから。
それに、照れもあるだろうし。
でも、インドみたいに、地元の言葉が違うという状況だったら、どうでしょう?
英語で必死にコミュニケーションとろとしますよね。
だって、それしか方法がないから。
日本の英語教育が問題じゃなくて、英会話をする必要性がない!
私は、韓国で留学しているときに、日本人の英会話が苦手な理由として、このような結論になりました。
だったら、どうやって聴くこと(listening)、話すこと(speaking)を訓練するの?
このブログでは、これから英語を勉強する小学生に、効率よくできる方法をお教えしたいと思います。
- 日本人の英会話が苦手な原因は、日本の英語教育が問題ではない。
- 英会話が苦手な原因は、英語を使わないといけない状況がないから。