今回は、どのような計画で英語を開始したか、お話します。
英会話スクールってどうなの?
小学生で英語を始める時に、英会話スクールを選ぶ方が多いと思います。
特に、我々の親世代は、中学校・高校と文法主体の英語教育を受けてきており、「日本の英語教育は悪い」という思い込みがあります。
そのため、英文法の勉強をするより、英会話主体の英会話スクールに通って、英語がペラペラになる。
そう思われているのではないでしょうか?
でも、日本の英語教育が悪いんじゃなくて、聴く、話すの訓練をしてないだけなんですよ。
「じゃあやっぱり、英会話スクールの方がいいんじゃない?」という考えになるかもしれません。
でも、やっぱり英文法が大切なんですよ。
その理由を今から、説明しますね。
「How are you?」って、実は奥が深い
英会話スクールで、まず始めに習う表現として以下のものがあるでしょう。
How are you? = ご機嫌いかが?
I am fine, thank you. = 調子いいよ。ありがとう
この表現は誰もが知っていると思います。
我が子が、外国人の先生相手に、堂々と話している姿を見ると、うれしくなります。
さらに、英語に慣れ親しむという意味では、すぐに覚えたい表現です。
でも、このHow are you ?という表現、これだけで終わるのは非常に勿体ないんですよ。
How are you?って、他に色々と応用できることをご存知でしょうか?
How is he ? = 彼の調子はどう?
How is your brother? = あなたの兄(弟)の調子はどう?
How are your students? = あなたの生徒たちの調子はどう?
どうでしょう?
これって、全部How are you?の応用なんです。
How は副詞で『どんな状態で』という意味です。
だから、How are you?と目の前にいる相手だけでなく、色々な人の調子を聞くことができるわけです。
さらに、さらに、次のような応用もあります。
How is the weather? = 天気はどんな感じですか?
How is the bath water? = 風呂の湯加減はどうですか?
こんなことにも使えるんです。
でも、こんな表現を使えるようになるためには、英文法の①Howの使い方 ②疑問文の作り方を分かっていないと、無理なんです。
逆に、文法を覚えていると、色々な表現として応用ができるんです。
ここまで聞いたら、「あれっ。文法って大切な気がしてきた」と思いませんか?
このような考え方から、我が家は、文法を中心とした、小学生の英語教育を開始することとしました。
- 英会話スクールは、慣れ親しむ表現を、すぐに教えてくれるが、応用しにくい。
- 英文法を勉強していると、時間がかかるが、応用が効くようになる。