日本の英語教育は役に立たないの?
そんなことないよ、日本の英語教育は素晴らしいよ。
なぜ日本の英語教育は役に立たないと言われているの?
「日本の英語教育は、文法中心で役に立たない。
このようなことを誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ブログ・テレビ番組・本などで、このようなタイトルがあると面白いなぁと思ってしまう人も多いんじゃないでしょうか?
そして、「自分たちが英語を話せないのは、日本の英語教育のせいだ!」なんて、思ってしまします。
でも、果たしてそうでしょうか?
役に立たないとは、どういうことでしょうか?
英会話ができないから、役に立たないと思われている
「英会話ができないから、役に立たない」、ずばりこれが「日本の英語教育は役に立たない」と言われている理由だと思います。
でも、英語には、読むこと(reading)・書くこと(writing)・聴くこと(listening)・話すこと(speaking)の4つの能力があるんですよ。
このうち、英会話は、聴くこと・話すことの能力に当たります。
でも、この2つが出来ないから、「日本の英語教育は役に立たない」って、ちょっとひどすぎませんか?
日本の英語教育は、読むこと(reading)・書くこと(writing)の能力は身につく
私は、医師というお仕事をしているので、英語で論文を読んだり、書いたりしています。
その時に、「中学・高校・大学と、しっかり英文法を学んでおいて良かった。」と良く思うんですよね。
「でも、英語の論文なんてふつうは必要ないんじゃないの?」って思われるんじゃないでしょうか?
そう言われると、「確かにそうです」と言うしかないです。
普通、英語の読み書きなんかより、英会話がいちばん大切と思うでしょう。
でも、英語の読み書きにしか役に立たない、日本の英語教育は役に立たないと言うわけではないんです。
私は、日本の英語教育をうまく活用して、英会話に応用できてないだけではと思っています。
次の記事では、「なぜ、日本の英語教育は、なぜ英会話に応用できていないのか?」について書きたいと思います。
「このブログって小学生のための英語の勉強法を教えてくれるんじゃないの?」と思っている皆さん、ちょっとだけこのテーマにつき合って下さいね。
- 日本の英語教育では、読むこと(reading)、書くこと(writing)が鍛えられる。
- ただし、聴くこと(listening)、話すこと(speaking)の分野が弱い。