長男の勉強経過(小学生編)

英単語の覚え方~小テスト3

中学生のお子さんがいる保護者で、次のような悩みはないでしょうか?

英単語を、なかなか覚えられない。

英単語の本を購入したけど、毎日地道に覚えてくれない。

このブログでは、長男・次男の経験談より、この質問にお答えします。

本記事を書いた人

医師、英検準1級。国際学会にて、英語で討論する機会あり。

小学生の英語勉強法を研究

長男が小学5年生のときに、中学英語の先取り学習を始める

長男は、現在中学2年生になり、中学3年生までの英語(つまり高校受験英語)まで終了している。

長男は、定期テスト、模試を、試験勉強を全くしないで、90-95点をキープしている。

長男の現在(中1)の語彙力

長男が小学校5年生から英語を始めて、現在中学1年生ですが、excelに入力した単語数は2200語になります。

このうちの8割の1600語ほど、暗記しております。

ここでいう暗記とは、英語→日本語だけでなく、日本語→英語ができて、スペルもきちんと覚えているということです。

「1600語も中1で覚えるなんて、このソフト使えば、我が子も、単語を覚えてくれるかも!」

そう思って頂いて、このソフトを活用できれば、非常にうれしいのですが、魔法のように英単語が覚えられるわけでないことを、認識して頂きたいです。

英単語の覚え方~小テスト2」で記載したように、単語を覚える際の労力の一部が、子供から親に移動しただけです。

でも、それだけではなく、子供にとっても、メリットがたくさんありました。

一つ一つ説明しますね。


テストを受けているということ

子供が英単語を覚えたかをチェックするために、色々な方法があると思います。

例えば、親が口頭で問題を出題して、子供も口頭で答える。

しかし、この方法だと、英単語のスペルは覚えることができません。

それでは、親が口頭で英単語を出題して、子供がノートに英単語を書くのは、どうでしょうか?

この方法も、長男に試しましたが、あまり効果ありませんでした。

そして、最終的にたどり着いたのが、「小テスト作成ソフト華丸」にて、小テストを使用する方法です。

この方法で、英単語の記憶が定着していきました。

上記の2つの方法と何が違うのでしょうか?

結局、テスト形式で、きちんと問題を出題して、解答するという過程が重要だということに気付きました。

このソフトでは、いわゆる学校で受けるような、きちんとしたテストを作ることができます。

中学生、高校生のときに、英単語の小テストを学校で行っていましたよね。

その当時は、「そんなことしなくても、自分で勉強すればいいじゃない!」と思っていました。

しかし、長男が一人で黙々と英単語を覚えることができない姿を見て、「学生時代に小テストを定期的に行っていたのには意味があったんだ!」と改めて、気づくことができました。


覚える英単語の計画が立てやすい

また、勉強の計画(覚える英単語の計画)が立てやすいメリットも上げられます。

長男には、1回につき10問の単語テストを、週4回行ってきました。

1週間ならば英単語40個、1ヶ月で160個です。

英単語をソフトにデータ入力することにより、現在までに出てきた単語数を正確に把握できるため、どれくらいの期間で、どれくらいの単語を覚えるのかという計画がたてやすいです。


間違った問題の管理ができる

そして、このソフトの威力が発揮されるのが、1回目間違った英単語のみをピックアップして、2回目以降の小テストを行うときです。

このソフトでは、間違った管理することができます(間違った英単語に対しての入力は、手動で入力しないといけません)。

市販の単語帳だと、間違った問題に鉛筆で印をつけるなどして、管理できますが、英単語数が増えてくると、どうでしょうか?

実際に、私は大変でした。

市販の英単語帳の間違った箇所に印をつけて復習を行うと、あるページは間違いが多く、あるページは間違いが少なかったりします。

1ページに間違った単語が2個あるときには、10個の間違った英単語を復習するためには、5ページ必要です。

また、1ページに間違った単語が1個あるときには、10個の間違った英単語を復習するためには、10ページ必要です。

そうすると、間違った英単語を10個復習するときに、あるときはページ数が多くなり、あるときは少なくなったりします。

また、間違った英単語に印をつけるということは、覚えている英単語も目に入ってきます。

つまり、間違った英単語のみを覚えることに集中することができなくなるのです。

しかし、このソフトでは、1回目間違った単語、2回目間違った単語を記載していけば、きちんとデータとして残すことができます

しかも、「1回目間違った単語のみを表示」、「2回目間違った単語のみを表示」というような設定にもすることができます

すると、間違った単語のみで、小テストを作成することができるため、苦手な単語を何回も繰り返して勉強することができます。


間違った英単語のスペルの練習をすることができる。

このソフトでは、1回のテスト出題できる問題数を、10問、20問、30問、40問に設定することができます。

一番良いのは、10問です。

なぜなら、「英単語を覚えるのがきついなぁ」と子供に思わせない単語数だからです。

また、もう一つ10問だと良い点があります。

それは、間違った英単語のスペルの練習を行うのに、ちょうど良い余白スペースができるからです。

市販の単語帳、紙の単語帳を使用して、スペルの練習をするためには、ノートが必要です。

しかし、これがまた面倒くさい作業です(なんでも、面倒くさがって、すみません)。

小テストだと、余白に間違った英単語の練習をすることができるため、非常に便利です。

つまり、小テスト1枚あれば、勉強が完結することになります。

「こんなこと、どうでもいいことじゃないの?」と思われる親もいるかもしれません。

いえいえ、小テスト1枚あれば完結するということは、、次のようなメリットがあるのです。


小テストをする時間

長男は、この小テストを、学校から帰宅をして、おやつを食べる前に、ダイニングテーブルで行っていました。

小テストの答案と回答を用意して、小テスト開始です。

間違った英単語を、小テストの余白に覚えるまで、何回も書きます。

そして、10問全問正解すれば、終了です。

慣れてくれば10分間(長くて15分)もあれば終了します。

これを、市販の英単語帳とノートをダイニングテーブルに持ってきて、英単語の練習を行うとすると、子供はこういうでしょう。

「勉強する前に、早くおやつ食べたい」

でも、小テストで10問ほどプリント1枚なら、どうでしょう?

おやつの前に、さっさと終わらせようという気になります。

実際に長男は文句言わずに、小テストを行っていました。

おそらく、小テスト1枚のみということが、「いかにも勉強している」という負担を減らしていたのかもしれません。

小テストのメリット

① 勉強の計画が立てやすい。

② 間違った問題の管理できる。

③ 小テストの余白で、間違った英単語の書き取りができる。

④ おやつ前の短時間に行うことができる。

⑤ 子供が勉強している気にさせない。

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