長男の勉強経過(小学生編)

英単語の覚え方~英単語帳のアプリ その2

英単語帳のアプリは、子供には、なぜ効果が低いの?

今から説明するね。

 

英単語帳のアプリ「i単語帳」

前回「英単語の覚え方~英単語帳のアプリ その1」にて、英単語帳のアプリ「i単語帳」を紹介しました。

私自身の英語の勉強には、非常に役に立ちましたが、長男には全く効果がありませんでした。

 

なぜでしょうか?

 

その理由を、順を追って説明しますね。

 

子供はパソコン、excelを使いこなせない

まず、第1に子供は、パソコン、excelを使いこなせないということです。

 

私が「i単語帳」を使用するときには、excelに単語データを入力して、「i単語帳」にインポートしています。

 

長男は、パソコンでオンライン英会話「ECCオンラインレッスン」を受けておりますが、パソコンを扱えるわけでなく、マウスを使用してパソコンを使用しています。

つまり、パソコンをマウスでしか扱えないため、excelにデータを入力することができません。

 

ということは、この時点で「i単語帳」を使えないことになります。

 

しかし、データ入力は、親が行えばよいため、このことが決定的な問題ではありません。

 

それでは、何が問題なのでしょうか?

 

英単語帳アプリでは、英単語のスペルの練習を行わない

決定的な理由として、英単語帳アプリでは、英単語のスペルの練習を行わないということです。

 

英単語の法則」で述べたように、単語は最初の100語を覚える時に、非常に苦労をします。

つまり、2000語から2100語に増える時より、0語から100語を覚えるほうが圧倒的に難しいです。

 

例えば、「station (駅)」という英単語を知っていて、「relation (関係)」という英単語を、新しく覚えないといけないとします。

このときに、「station (駅)」の接尾語の「-tion」を覚えておけば、「relation (関係)」を覚えるのは、簡単になります。

 

簡単になるということは、わざわざノートにスペルの書き取りを行わなくても、頭の中でスペルの練習ができます。

 

これは、「-tion」が接尾語だと文法的なことを知らなくても、子供は何となく感覚でつかめるようになります(長男も実際に、感覚でつかめるようになりました)。

 

しかし、英語を開始したばかりの初心者は、そのような感覚をつかめておりません。

 

そのため、初心者が英単語を覚えるときには、一度は実際にその英単語のスペルを書かないと、覚えることができません。

 

つまり、英単語アプリである「i単語帳」は、ある程度英語ができる人のためのアプリとなります。

 

最初は紙の単語帳が良い

長男は、「i単語帳」にて、英単語の暗記の効果を得られませんでした。

 

そして、最終的にたどり着いたのが、紙の単語帳です。

 

長男に、単語カードの使い方を教えて、英単語帳のを作らせるようにしました。


 

まず、紙の英単語帳は、作成するときに、自分でスペルを書かないといけません。

 

この、実際にスペルを書くという作業が、英単語を覚えるのに役に立ちます。

 

そして、英単語帳を作ることにより、「俺は、本当に英語の勉強を始めたんだ!」ということを長男に実感させることができました。

 

また、英単語帳を作って、勉強していることが、「大人の仲間入り」をしたような気分になっているようでした。

 

そして、紙の英単語帳をつくった結果、長男は、英単語を飛躍的に覚えていくことができました。

 

私は、この経験により、紙を使用する昔ながらのアナログ的な方法の方が、英語の勉強を開始したばかりの子供にとっては、効果が上がることを学びました。

 

次回の記事は「市販の英単語帳」です。

 

  • 英単語の暗記には、紙の英単語帳を使用する。
  • 子供には、昔ながらのアナログの方法が、効果がある。

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