
段階的に実力をつける問題集ってある?

良い問題集を見つけたよ。
新しい問題集
前回の記事「英語とサッカー」前回の記事にて、問題数が足りないことをお話しました。
そのため、新しい問題集を探していました。
そして、「英文法パターンドリル」という問題集を見つけました。
この問題集の特徴は以下の通りです。
- 英文法を学ぶ順番が、良いこと
- 問題数が豊富なこと
- 『選択問題⇒並び替え⇒英作文』と問題内容が徐々に難しくなること
- 似ているが少し異なっている問題で構成されていること
それでは、1つずつ解説しますね。
1.英文法を学ぶ順番が、良いこと
この問題集は、全部で60項目に分かれています。
例えば「be動詞」に関しては、10番目の項目まで占めています。
60項目のうち、最初の3つの項目の、項目1、項目2、項目3は以下の通りです。
- 「I am ~.」と「You are ~.」
- 「He is ~.」と「She is ~.」
- 「We are ~.」と「They are ~.」
どうでしょうか?
1番目の項目は、「I am ~.」と「You are ~.」です。
「She」「He」「It」「We」「They」などは載せずに、「I」と「You」のみに1項目を絞って、英文法を習得させる。
私はこの項目の分け方を見て、非常に上手だなと感心しました。
2.問題数が豊富なこと
1つの項目は左右2ページで構成されており、大問が3つから構成されており、それぞれに5問ずつ小問から成り立っております。
つまり下記のように2ページで合計15問の問題があります。
1つの項目が合計15問の問題から、構成されており、問題数は十分です。
3.『問題⇒並び替え⇒英作文』と問題内容が徐々に難しくなること
問題構成は、以下のようになります。
- 大問 1 - 選択問題 小問 5問
- 大問 2 - 並び替え 小問 5問
- 大問 3 - 英作文 小問 5問
まず、大問1の問題を、2問見てみましょう。正解を選ぶ『選択問題』です。
- (1) I ( am / are ) a teacher.
- (2) You ( am / are ) a singer.
(1)の答えは「am」、(2)の答えは「are」ですね。
えっ、こんな問題必要あるの?
こう思われるかもしれません。
でも、こういう問題で、まず基本の型を覚えるというのが重要なんです。
次に大問2を見てみましょう。『並び替え』の問題です。
答えは、「I am a doctor.」です。
最後に大問3です。「日本語文を英語になおしなさい」という、日本語文を英訳する問題です。
答えは「I am a singer.」です。
どうでしょうか?
『選択問題⇒並び替え⇒英作文』と問題内容が徐々に難しくなるため、スムーズに英文法を習得できそうですね。
4.似ているが少し異なっている問題で構成されていること
この問題集は、同じ内容の文が出てくることはありません。
しかし、少しだけ英文の中身が変えられた問題が出来てきます。
例えば、大問1で「You ( am / are ) a singer.」の選択問題が出てきます。
そして、大問3で「私は歌手です。」の英訳の問題が出てきます。(この答えは「I am a singer.」ですね)。
つまり、「I am a singer.」、「You are a singer.」と「a singer」の部分が同じで、主語が変更されている文章が出てきます。。
「せっかく問題集を解くのなら、全く違う単語で作成された文章のほうが、いいじゃないの?」
そう思われる方も多いでしょう。
私も最初はそのうように思っていましたが、実際は逆でした。
長男に問題を解かせると、「似ているけど、少しだけ異なっている文章」を解いた方が、英文法をスムーズに習得することができました。